conversation 星名誉教授と内山社長対談 Special Talk

住まいを「アンチエイジングの空間」へ!

20年以上も前から、室内の空気環境と健康の関係を考え、ほんものの快適さを追求してきた
悠悠ホーム株式会社代表取締役社長の内山敏幸。リフォームでも新築と同じ心地よさを提案しようと開発したのが
“アンチエイジングリフォーム”です。
ここでは、室内の温熱環境の権威でもある首都大学東京の星 旦二名誉教授を迎え、
本当に健康な室内環境とはーをテーマに語り合ってもらいました。

安全で健康な室内環境への思い

安全で健康な室内環境への思い

悠悠ホームモデルハウス「PURE5」

内山:我々が長年、住宅こそ健康でなければならない!と提案してきたのは室内の空気環境こそが住む人の健康に大きく影響しているのではないかと考えたからなんです。

星:大事な視点ですね。そのようにお考えになったのは、何かきっかけがあったんでしょうか?

内山:はい、実は以前、量産型(大手)ハウスメーカーに勤務していたことがありまして、実はあろうことか、高額の家に住まれたのに満足度が低い!ということが分かったのです。シックハウス症候群と言われ始めた頃です。新築の家に入ると“気分が悪い”“めまいがする”挙句の果てに喘息や湿疹という病気まで発症してしまう。これではいけない!そう、考えたのも会社設立の大きな動機となりました。

星:そうなんですね。「シックハウス」という言葉は、大阪の歯科医師である上原先生が考えた言葉です。実は上原先生のお子さんが喘息になられ、様々に調査した結果、住宅の建材に含まれる有機溶剤が原因であることを突き止められたのです。

内山:家族の幸せの象徴でもある新築の家が原因で、病気になることほど理不尽なことはないですね。私も、そのようなお客様の声をきっかけに、安全で健康な室内環境づくりを実現するために、VOC(揮発性有機化合物)を抑える建材とシックハウスの原因とも言われるハウスダストが発生しにくい外断熱工法を採用しています。

星:その両方を取り入れておられるのはすごいですね!国内でも数社しかないのではないでしょうか?住んでおられる方で健康になられた方の声があればお聞かせいただきたいと思います。

内山:以前、当社のオーナー様の会で北九州市にお住まいの方が、私の方に駆け寄ってこられ、そのお顔があまりにも真剣だったので、私は何かクレームを言われるのでは…と構えていましたら、こう言われたんです。「社長、あんたが建ててくれた家のおかげで40年来悩まされていた喘息が治った!本当にありがとう!」と。力が抜けると同時に(笑)本当に嬉しかったですね!

星:それは素晴らしい、とてもいい話ですね!40年も悩んできた喘息が治ったなんて、その方にとっては生まれ変わったような気持ちになられたのではないでしょうか?

内山:はい、他にも子どもさんの湿疹が出ないようになったとか、ご主人が夜に咳き込んで眠れなかったのが、今ではいびきがうるさいくらいに爆睡している(笑)など、まだまだたくさんあります。それで、家を建てられる前にも是非、悠悠ホームの家を体感いただきたいと思い、宿泊体験館を建てたんです。

星:なるほど、それはいいことですね。反響はどうでしたか?

内山:はい、非常によかったです。咳はもちろん、花粉症の時期に来られた方が全くくしゃみをしなかったとか、発疹で悩んでおられる息子さんが、塗り薬を忘れて泊まりに来られたんですが、朝、身体を掻かずに起きて来たと話されたお母さんもいらっしゃいました。

星:やはり、実体験は強いですね!内山社長のご自分の体験に基づいた、室内空気環境への強い思いがよく理解できました。

ヒートショックに対応していない日本の家

星:日本の家は古来から“夏をもって旨とすべし”という考え方が定着してきました。簡単に言えば、冬は衣類を着込んで暖を取って過ごせばいいが、夏は裸でも暑いので、夏を快適に過ごせる家づくりをしようという考え方です。その結果、日本の家は世界でも有数の寒い家になってしまったんです。

ヒートショックに対応していない日本の家

内山:世界的に見てもそうなんですね。

星:そうです。もともと日本の家のトイレは外にありました。冬の寒い日でも外に出なければ用を足せない環境でした。それが原因で、冬に脳血管障害や心筋梗塞等で亡くなる方が多かったんです。そこで長野県の佐久総合病院の若月院長は、この方は「アジアのノーベル賞」とも言われるマグサイサイ賞を受賞した方なんですが、外にあったトイレを家の中に入れたり、一部屋だけでも寒くない部屋を造ろうと、いわゆる“予防重視型”の住宅政策を提言して、WHO(世界保健機関)※から高い評価を受けました。

内山:なるほど、WHOが評価するということは、世界でもそのような流れになってきているということなんですね。

星:はい、ちなみにイギリスでは、室温が19℃以下になる賃貸住宅は貸し出しが法律で禁じられています。と同時に改修命令が出ます。寒い住宅を提供するというのは“人権問題”として考えることが重要だと思うんですね。これは日本も学ぶべきではないかと思っています。

内山:人権問題ですか…。要するに、良い室内環境に住むことが、健康を維持し、長寿命につながるということなんですね。また、先生が言われた、脳血管障害や心筋梗塞が原因で起こる“ヒートショック”が今、社会問題になっています。

星:交通事故での死者は、問題意識の啓発運動や運転者の自覚などが進み、1万人以上から、4~5千人へと減ってきましたが、家の中での事故は年々増加し、近年では2万人近くの方が亡くなったとの報告もありました。由々しき問題です。はっきり言って日本の住宅の問題点が、このような形で出てきたと考えています。

内山:その通りです。私も昔ハウスメーカーの家に住んでましたけど、風呂までのフローリングを歩くと氷の上を歩くように冷たいんですよ。これは別に大げさじゃなくて。それと、洗面所はちょっと開けてますから、もっと寒いわけですね。その中で裸になるわけですから、血管がキューッと縮まるわけですね。

星:その通りです。

内山:血管がキューッと縮まると、今度は血圧がビューッと上がるんです。その中で今度はお風呂に入るんですね。お風呂に入ると今度は温かいから、血管がゆるむんですね。血管がゆるむと血圧が下がります。そこで気を失って顔面から湯船に頭をつけて死んでしまうという。こういう事故死が年間2万人近く。これは警視庁が発表してNHKが報道していましたので、けっこう信憑性の高い数字だと思います。私は、このことは住宅業界の責任も大きいと感じています。

星:内山社長は早くから、安全な室内環境の提案に取り組み、すでに結果を出されています。住宅を提供される側がそのように感じることが何よりも大事なことと思いますし、私が今、進めている研究が今後の御社の展開にお役に立てれば、幸いです。

断熱リフォームとエアリフォーム

内山:星先生のご研究のひとつに、“室内の温熱環境が健康に与える影響”ということがありますよね。寒い家に住み続けると、平熱が下がって病気しやすくなるようですが...。

星:はい、その通りです。低体温になると、血行が悪くなったり、自律神経がおかしくなったり、免疫力が低下したりすることが分かっているからです。

断熱リフォームとエアリフォーム

内山:体温が1度下がるごとに免疫力が30%低下する…と。

星:さすがによくご存じですね。実は数年前に、東京大学名誉教授の村上周三先生方と共同で、寒い家から暖かい家に引っ越しした人の健康状態の変化を調査しました。サンプル数は、1万戸で2万7千人を対象にデータを取ったんですが、大半の人に血圧や血糖値の低下がみられました。

内山:アレルギーやぜんそくなどはどうでしたか?

星:それも改善しています。これで寒い家が健康に良くないというはっきりとデータ化できました。このようにエビデンスをベースにしながら、省エネルギーというコンセプトももちろん大事ですが、暖かい家、すなわち断熱性能の高い家に住むことでより健康寿命を延ばそうといういわゆる“スマートウェルネス事業”が国土交通省を中心に展開されていって、今後、内閣府がしっかりとサポートする体制まで広がったのは新しい流れなのではないかと思います。

内山:全く同感です。私どもも、室内環境、それも空気が大事だと考えていました。人が一生の内に体内に取り込む物質で一番多いのが室内の空気だそうで、それは全体の約56%にもなるそうです。これを考えても、家の中の空気の質がいかに大切かが分かります。

星:先ほどの北九州市のお客様のお話しでよく分かりました。御社は“建築の視点から健康を考える”という取り組みをされています。ホームページで見せてもらいましたが、非常に健康性を重視した断熱・気密性もさることながら、無垢の木を使ってVOCを減らすとか、万が一、有機溶剤が出たとしても、それを吸着・分解する技術、それらを活用しながら、エンドユーザーが心から喜んでくださるような家づくりをしておられますね。

内山:はい、新築はもちろんですが、我々が提案するリフォームは、空気もきれいになる“エアリフォーム”です。私は、先生も推奨されている断熱リフォームとエアリフォームのコラボレーションで、室内の温熱環境と空気環境を整えて、人間がもともと持っている免疫力を引き出していきたいと考えています。それこそが、“アンチエイジングリフォーム”なんです。

星:素晴らしいです。“アンチエイジングで健康寿命を延ばすこと”はそれ自体が、予防医学そのものですし、医療保険制度の限界を考えても、国が推進している理想的な住まいのあり方です。“アンチエイジングリフォーム”是非、一緒に取り組んでいきましょう!私たち研究者も現在、「安全な空気を吸う権利」を提案する準備を進めている他、健康的な住宅を流通させる仕組みづくりや新しい認証制度などを国に対して提言すべきと考えています。

健康な家は“お得”という事実

内山:“アンチエイジングリフォーム”には、もちろん自然素材を使用しますが、実は酸性雨やPM2.5などで、自然界が持っている免疫力そのものが低下してきているのも事実です。天然木を使えばそれで健康…ということではなく、私はさらに努力し研究を重ね、お客様のため、社会のためになる住環境を提案したいと考えています。

星:内山社長のその思いが通じて、エンドユーザーの皆さんが喜び、それがそのまま会社の発展につながっているんですね。自然素材の持つ力をさらに進化させたエアリフォームと断熱性能の高い外断熱工法を採用されていることに共感を覚えます。

内山:ありがとうございます。これは静岡大学での実験なんですが、ハツカネズミを木造の住宅、鉄骨の住宅、鉄筋コンクリートの住宅に3週間置いて生存率を調べたんです。そうすると、木造住宅は85% が生き残ったんですね。鉄骨は40%しか生き残らなかったんですね。鉄筋コンクリートは15%しか生き残ってないんですよ。これを見ましても、やっぱり体のためにはどれだけ木造がいいのかというひとつの証明だと思うんですよね。

星:自然素材と一緒に生活するのは、これまで育まれてきた歴史を継承できるという意味でも同感ですし、アンチエイジングな暮らしには木造、それも自然素材が最高です。

内山:その自然素材が私たちの技術で処理されたものであれば、もっと最高ですね!

星:そう!そうです。それと費用に関してですが、例えばAさんという方がアンチエイジングリフォームをして、費用が1000万かかったと仮定します。Aさんの年金をご夫婦で年間400万円とすると、3年長生きしたとすれば1,200万円の年金が入ってきますね。

内山:言われる意味が良くわかります!健康寿命が延びれば、費用は十分に元が取れるわけですから、“アンチエイジングリフォーム”をすることは、健康で長生きするための先行投資と考えることも出来ますね。40代・50代・60代で、より快適で温度差のない、きれいな空気の家づくりをするということは結果的にかなりお得になるということですね。

星:まさにその通りです。健康寿命を延ばすのに効果的な“アンチエイジングリフォーム”は、イニシャルコストはかかるかもしれませんが、快適に暮らしながらお得!というかけがえのない価値を生み出します。御社にはすでにそのような暮らしをされているお客様がおられるという強みがあります。なので、お住いの方の健康データの蓄積も明確にできれば、悠悠ホームの家のすばらしさをもっともっとエンドユーザーにわかりやすく、より科学的に証明できる可能性が高いので、今後はそういう共同研究も一緒にやっていきたいと思っています。

内山:ありがとうございます。是非とも、ご協力をよろしくお願いいたします。

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